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育成やりこみ系フリゲRPG『ディスクリーチャーズ』に感じた「90年代への熱き想い」

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モンスターを捕まえて、育てて、共に過ごしていく。その楽しさは、どれだけ時が経っても衰えることはないだろう。

ディスクリーチャーズ,フリゲRPG
 
ゲーム制作チーム、ピコリンネソフト(PICORINNE SOFT)は2016年9月30日、『ディスクリーチャーズ』をリリースした。本作は、プロデュース・グラフィック・音楽・効果音まで、ピコリンネソフトのメンバーであるサット氏が一人で手掛けているフリーゲームである。

ゲームの内容は、200種類もの数の「クリーチャー」を仲間にし、ともに戦っていく育成・やりこみ系のRPGとなっており、筆者はその高い完成度に驚きを隠せなかった。さっそく、賑やかなゲーム画面と一緒に紹介していきたい。

音楽CDを買ってきて、再生するときのようなワクワク感

 
物語の舞台は、人間とクリーチャーという生き物が共存する世界。

ディスクリーチャーズ,フリゲRPG
クリーチャーを使うための「ディバイル」。決してゲーム機ではない。

野生のクリーチャーをディスクにして、そのディスクを読み込んでクリーチャーを誕生させるアイテム、それがディバイルである。ディバイルを使う人々はディスカーと呼ばれる。主人公は、新たなディスカーとして冒険を繰り広げていく。

ディスクリーチャーズ,フリゲRPG
パソコンにディバイルをつなぐと、ディスカーネットという場所にアクセスできる。バトルでは、3体のクリーチャーが参加できる。
 
ディスカーネットにて、ディスクを読み込んで仲間を増やしたり、バトルメンバーの入れ替えなどができる。どんどん仲間を増やしていこう!

ディスクリーチャーズ,フリゲRPG
仲間になっていないクリーチャーはシルエットで表示される。ページが賑やかなドット絵で埋まっていくため、本能的にページの虫食い穴を埋めたくなってしまう・・・?
 
ディスクリーチャーズ,フリゲRPG
「クリーチャーずかん」ではクリーチャーの生息地がわかる。物語が進むと、新しいエリアが追加されていく。
 
ディスクリーチャーズ,フリゲRPG
この図鑑は、200種類のクリーチャーをすべて仲間にする“やりこみプレイ”のときに必須の物となるだろう。
 
クリーチャーは、壁をすり抜けたりしないと行くことができない“隠し場所”にも生息している。「この場所は何だか怪しい!」とピンと来たら、よく探索してみよう!隠し場所には、クリーチャーを合成できるレシピが落ちていることも……?
 
ディスクリーチャーズ,フリゲRPG
合成のレシピを手に入れ、素材となるクリーチャーを揃えると、新たなクリーチャーが……!
 
また、ランダムにディスクを入手できる「ディスくじ」というものがある。ソーシャルゲームなどでおなじみの「ガチャ」のようなものだ。
 
ディスクリーチャーズ,フリゲRPG
何が出るかはお楽しみ。クリーチャーのディスクが当たる「ディスくじ」。
 
ディスクリーチャーズ,フリゲRPG
レアクリーチャーのディスクをゲット!
 
人は誰しも、まぐれによって幸福感を得たいと思うだろう。この「偶然」が、プレイヤーそれぞれの育成物語に変化を生み、本作の面白さにもつながる。
 
ディスクリーチャーズ,フリゲRPG
主人公が住んでいる町には掲示板がある。悩みを抱えた人々を助けよう。
 
ディスクリーチャーズ,フリゲRPG
掲示板を調べて依頼を解決していくことがおおまかなゲームの流れとなり、ストーリーはエピソードごとに分かれる。信頼されるディスカーになろう!

活躍できないクリーチャーはいない

ディスクリーチャーズ,フリゲRPG
バトル画面。それぞれのクリーチャーには4つまで「とくぎ」をセットすることができる。クリーチャーや特技には属性があり、ダメージ量に変化が出る。状況や属性を考えながら技を繰り出していこう。

ディスクリーチャーズ,フリゲRPG
レベルが上がったり、特定のクリーチャーのディスクを消費したりすると、使用できる特技が増えていく。新しい技を覚えて困難な戦いを乗り越えていく瞬間は、「育ててよかった!」とクリーチャーの成長を感じることができる。
 
「まだ仲間にしていない(読み込んでいない)クリーチャーのディスクを、とある技を覚えさせるために消費してしまおうか・・・?」、このように悩む場面も出てくるかもしれない。
 
ディスクリーチャーズ,フリゲRPG
クリーチャーには、アイテムを1つだけ装備させることができる。命中率や回避率が上がったり、特定の状態異常にかかりづらくなったりなど、様々な効果を持つものがある。
 
クリーチャーはそれぞれ固有のスキル(最初の1ターンだけ攻撃力が上がったり、カウンターを仕掛けたりなど)を持っている。最初からクリーチャーが持っている特性であり、この「スキル」と「そうび」を上手く組み合わせれば強力な武器となるだろう。

とある強敵に負け続け、それでも同じクリーチャーで「とくぎ」と「そうび」を見直しながら対策をして挑み続け、ようやく倒す・・・という熱いバトルを筆者は体験した。豊富な選択肢は、ディスカー達のバトルを面白くするだろう。

この世界は、どことなく私達の住む世界と似ている

ディスクリーチャーズ,フリゲRPG
 
ディスクリーチャーズ,フリゲRPG
可愛らしいグラフィックとは裏腹に、私達が暮らしている社会についてのリアルなシーンが多く、プレイを飽きさせない。
 
リアルな描写だけではなく、思わず微笑んでしまうようなシーンもたくさんあったり、少し怖くなるような演出もある。育成、バトル、収集を楽しみながら、生き生きとした世界でディスカーライフを満喫してほしい。
 
[基本情報]
タイトル:ディスクリーチャーズ
制作者:ピコリンネソフト(PICORINNE SOFT) 制作者サイトはこちら
クリア時間:20時間程度
対応OS:Windows Vista / 7 / 8 / 10
価格:無料

ダウンロードはこちらから
http://www.freem.ne.jp/win/game/12982


名作インディゲームRPG『UnderTale』 公式日本語版が2017年配信予定

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2016年11月4日、名作インディゲームRPG『UnderTale』の制作者TobyFox氏のTwitterアカウントにて、公式による日本語版配信のアナウンスがなされた。

アナウンスによると、ローカライズに特に支障がなければ、2017年内には日本語版の配信が行われるとのこと。配信元となるパブリッシャー情報や形式などは現在不明となっている。

『UnderTale』はTobyFox氏率いるチームに制作された海外RPGであり、2015年9月15日に公式サイト、およびゲーム配信プラットフォーム「Steam」にて販売が開始された。Steamでは2016年11月現在、ユーザーによる60000件以上ものレビュー評価が寄せられ、それら評価の96%以上が「好評」という、非常に高い人気を得ているゲームだ。
 
UnderTale Steam
 
ここからは、『UnderTale』の概要を紹介しよう。かつて地球では人間とモンスターが共存しており、ある日、互いに衝突して戦争が起きてしまう。長い戦いの後に人間側が勝利して、モンスター達を魔法により地底へと封印する。
 
物語の舞台は、それから長い時を経た201X年。主人公となる子供は、とある山に登っていたが、この山には「登った者は二度と帰ることができない」という言い伝えがあった。うっかり穴に落ちてしまった子供は、モンスター達が生息する地下世界へ入り込むことになる……。というのがあらすじだ。
 
UnderTale Steam
 
もぐらゲームスでは、下記のレビューにて極力ネタバレを排した紹介を行っている。レビューでは登場キャラクターの詳細や冒険のワンシーンなどについて全く触れていないが、未プレイの方へ向けて『Undertale』の魅力をこの上なく堪能してほしいからである。とにかく、ゲームに登場するありとあらゆるものを初めて目にしたときのインパクトが強い作品なのだ。

名作インディーRPG『Undertale』は、「モンスターを倒す」ことの意味を問い掛ける
 
少しでも興味を持った人は、事前情報をなるべく集めずに、まず作品をプレイしてみることをおすすめしたい。

[基本情報]
タイトル:Undertale
制作者:Toby Fox
クリア時間:1プレイ5時間程度~8時間程度
対応OS:Windows,Mac OS X
価格:980円($9.99)

ダウンロードはこちらから
【公式サイト】http://undertale.com/
【Steam】http://store.steampowered.com/app/391540/?l=japanese

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フリーゲームアクションRPG『箱庭えくすぷろーら』 遊び心を詰め込んだドット絵の箱庭で、自由度が高くてちょっとだけエッチな大冒険をしよう!

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箱庭えくすぷろーら
 
今回紹介するのは、フリーゲームのアクションRPG『箱庭えくすぷろーら』です。制作者はすき(suxamethonium)氏で、スクリプトエディタ「Hot Soup Processor」 (HSP)によって開発されました。圧倒的といえるほどドットアニメーションが作り込まれており、開発の早い段階からツイッターで大きく拡散され話題を呼びました。

本作の特徴はそのビジュアルだけにとどまらず、クォータービューで描かれたユニークな世界観、武器やアイテムを使った派手で熱いアクションバトル、プレイヤーを縛らない自由な探索の楽しさ、全編書き下ろしのBGMと、一言では表せないほど多くの魅力が詰まっています。筆者も夢中になりながらプレイしたので、ぜひご紹介したいと思います。

クォータービューの2Dアクションゲームは珍しい

さて、『箱庭えくすぷろーら』のゲーム内容の前に、まず「クォータービュー」とは一体何かを説明します。

多くのドット絵を用いた2Dゲームでは、操作するキャラクターを横から見た「サイドビュー」、または上空から俯瞰した「トップビュー」の視点で書かれるのが一般的です。

それに対し「クォータービュー」は斜め上から俯瞰した視点のことで、2Dでありながらも立体的に見える表現です。この視点がよく採用される主なゲームは『タクティクスオウガ』などのシミュレーションゲームで、2Dアクションでは十字キーの向きとの兼ね合いもあり、珍しい形式となっています。そういった意味で本作は非常に挑戦的なゲームデザインだと言えます。

文字通り「箱庭」で表現された魅惑の世界

本作の世界は、すべて四角いマップで構成されています。美しい小さな箱庭の中に建物や植物などが所狭しと並び、さらにその背景がアニメーションで動くので、歩いているだけでもプレイヤーを楽しませてくれます。エリアごとに季節の彩りが大きく異なり、太陽が照りつける砂漠や、雪が降り注ぐ氷の湖などバリエーションが豊かです。

箱庭えくすぷろーら
 
箱庭えくすぷろーら
本作のグラフィックはすべてドットで描かれている。街やダンジョンには隠された要素もあるので、探索の度に驚きを与えてくれる。
 
この世界を渡り歩く本作の主人公は、街郊外のモンスターを討伐している「冒険者にと」です。彼の冒険は最初の拠点「ハジメタウン」から始まります。旅先で出会う人達は個性的な人物ばかり。例えばプレイヤーのガイド役をしてくれる女の子は、なぜかスクール水着を着て各地にいます。他の住人もちょっとだけエッチな台詞や有名なゲームのパロディを言ったりと、愉快なテキストが冒険にユーモアを添えてくれます。

箱庭えくすぷろーら
プレイヤーにアドバイスをくれる「すく水」。何故この格好をしているかは不明だ。
 
そんな住民に気を良くしたからと言って、うかつに攻撃してはいけません。彼らは怒り心頭で突如プレイヤーに襲い掛かってきますので気をつけましょう。

箱庭えくすぷろーら
攻撃だけでなく、住民に迷惑をかけても恨まれる。しかしイベントが豊富なので、悪いことと分かっていても、ついついやってしまう。
 
住民の話を聞くと、各地のダンジョンを教えてくれます。ダンジョンには宝箱が眠っており、別のエリアに繋がっているものもあります。さらには女の子の姿をした可愛いモンスターもいますが、こちらもまた油断してはいけません。主人公を縛り上げ、刺し、引っ掻いて襲ってくる凶暴さも持っています。特に奥底に待ち構えるボスはどれも強敵で、妖艶な見た目でこちらを誘惑しながら猛攻してきます。彼女らに対抗するには、あらゆるものを活用して戦っていく必要があります。

箱庭えくすぷろーら
 
箱庭えくすぷろーら
住人に負けず劣らず、モンスターも個性派揃い。しかしその動きに見とれていると、あっという間に負けることも。
 
箱庭えくすぷろーら
エリアボスのひとり、「ぼすらみあん」。一度捕まるとレベルを吸収してくるので注意が必要だ。
 

豊富な攻撃手段を駆使せよ!!

『箱庭えくすぷろーら』のアクションバトルでは、「武器」による攻撃と「アイテム」の使用タイミングがとても重要です。本作の武器は種類が沢山用意され、オーソドックスな「剣」を始め、遠距離攻撃が可能な「弓」、連続ヒットをする「鎌」、強力な範囲攻撃が可能な「斧」などがあります。装備するとボタン一つで使えるアイテムにも、属性攻撃を使える「魔導書」、時間が立つと爆発する「大たる爆弾」、べたべたで相手の装備を溶かす「けしからん液体」など様々です。

箱庭えくすぷろーら
魔導書には3種類の属性がある。上手く使いこなせば、格上の強敵とも渡り合えるはずだ。
 
一方でこれらの装備やアイテムは使用回数があり、0になると壊れてしまいます。所持できる数も有限なため、何をダンジョンに持っていくのか選ばなくてはいけません。

また、どんな強力な武器もただ闇雲に使うのは危険です。モンスターの中にはダメージを受けた後に無敵時間に入るものもいるので、攻めているはずが手痛い反撃を受けることもあります。そのため、小さな箱庭の中を駆け巡って敵を避けつつ、確実に攻撃を当てていくことが要求されます。可愛らしい見た目とは裏腹に、スリリングな戦いがプレイヤーを待ち受けるでしょう。

箱庭えくすぷろーら
武器によって戦い方が大きく変わってくる。それぞれの特性をうまく活かそう。
 

プレイヤーが自由に冒険して道を開拓してゆく

『箱庭えくすぷろーら』では決められた進行順序はありません。街で情報を得た順でダンジョンを攻略することが出来るので、プレイヤーごとにまったく違う冒険が生まれます。ダンジョン自体も無理にモンスターと戦う必要はなく、ボスの待つ場所まで一気に駆け上ることも可能です。

自由だからと言って旅の目標が何もないわけではなく、冒険の達成度を示す「実績」が用意されています。内容はボスモンスターの討伐やエリア開通などの他に、隠し要素を探すユニークなものもあります。中には一定以上住人から嫌われないと達成できない実績も・・・。ゲームを隅々まで探索し尽くせたなら、あなたは立派な冒険者になれるでしょう。

箱庭えくすぷろーら
沢山用意された実績を埋めるために、各地を奔走するのが何より楽しい。そして達成率が100%になると・・・?
 
箱庭えくすぷろーら
嫌われ者だけが辿り着けるダンジョン「イミフメイフ」。その最深部で待つ者とは・・・?
 

箱庭を彩るメロディーとともに旅立とう!

最後に本作に絶対欠かせない要素として、全編書き下ろしのBGMがあります。作曲者は吉松たつゆき氏で、大河ドラマのように重厚な物語を描いたフリゲSRPG『グレイメルカ』へ楽曲提供もしています。

旅路をワクワクさせてくれるようなポップな曲が多いですが、エリアごとの四季感にマッチしたダンジョンBGMや、展開が目まぐるしく変わる熱い戦闘BGMも魅力的です。とある街にはデバッグルームがあり、ゲーム内で使用された楽曲を聞くことが出来ます。名曲揃いなので、ぜひ探してみてください。

箱庭えくすぷろーら
冒険後にデバッグルームでBGMを聴き、旅の思い出を振り返ることも出来る。
 
壮大な冒険を箱庭の中に凝縮させた本作は、手軽に濃厚な体験ができるゲームです。常に新しい発見があり、最初から最後まで遊び心に詰まっています。ときに強敵や罠にハマることもありますが、それを攻略したときの喜びは他では替えられないものです。興味を持ちましたら、ぜひ気軽に冒険の地へと足を踏み入れましょう!

[作品情報]
タイトル 『箱庭えくすぷろーら』
制作者 すき(suxamethonium)(制作者様サイトはこちら)
対応OS Windows 8/10 確認済み
プレイ時間 3~5時間程度
価格 無料

ダウンロードはこちらから
http://ux.getuploader.com/twsuxa/

育成探索フリーゲームRPG『Liberty Step』が公開

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日々様々なジャンルの作品が投稿されている、フリーゲーム。さいきんでは引き続きアドベンチャー作品が多く制作されているが、RPGなどの投稿も再び目立つように思える。

そんな中、11月9日にフリーゲームダウンロードサイト「ふりーむ!」にて、RPGツクール VXAce製のフリーゲームRPG『Liberty Step』が公開されたので紹介したい。本作は育成探索RPGとなっており、『歯車の街、アトライン』や『ルインズワルド』など様々なRPGを公開してきた、はきか氏の新作となる。

Liberty Step
Liberty Step

ゲーム開始時に、8つの職業のうちから主人公の職業を選択すると、物語が始まる。モンスターに襲われている酒場の主人を助けた冒険者である主人公は、酒場に招待されたのち、仲間を集めて「神域」と呼ばれる領域の探索を行うこととなる。

Liberty Step
酒場の主人を助けた主人公

まずは仲間となるキャラクターを集めよう。主人公と同じく職業を選ぶことができ、耐久に優れる前衛タイプである「剣士」や、強力な魔術を操る「魔術師」、治療と銃を扱う「医師」など、さまざまなものが存在する。

Liberty Step
剣士

Liberty Step
魔術師

Liberty Step
医師

Liberty Step
呪術師

ゲームの進め方としては、神域の探索を行い、アイテムを探しつつ、強敵を倒して先に進んでいくものとなっている。また他の冒険者や街の住人から「クエスト」を請けることもでき、クエストを達成するために探索中にアイテムを見つけることも重要だ。

Liberty Step
キャラクターからクエストを依頼されることも

Liberty Step
街の中ではさまざまな冒険者が

本作の戦闘はシンボルエンカウント制となっているため、敵を避けつつ宝箱を回収するために工夫することも。また戦闘シーンでの、活き活きと動くキャラクターグラフィックも印象的なものとなっている。

Liberty Step
敵に注意しつつ探索を行おう

Liberty Step
キャラの動きが滑らかに動く戦闘シーン

じっくりとやりこみたいRPGを求めている人や、コンシューマゲームの『世界樹の迷宮』のようなキャラメイク型の育成探索RPGを楽しみたい方は、遊んでみてはいかがだろうか。

[作品情報]
タイトル 『Liberty Step』
制作者 はきか(制作者様サイトはこちら)
対応OS Windows
価格 無料

ダウンロードはこちらから
http://www.freem.ne.jp/win/game/13285

育成やりこみ系フリゲRPG『ディスクリーチャーズ』新作が計画中

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先日、もぐらゲームスでも紹介したフリーゲームRPG『ディスクリーチャーズ』。

本作は、ゲーム制作チームピコリンネソフト(PICORINNE SOFT)のメンバーであるサット氏がプロデュース・グラフィック・音楽・効果音まで一人で手掛けているフリーゲームである。

200種類もの数の「クリーチャー」を仲間にし、ともに戦っていく育成・やりこみ系のRPGで、ゲームボーイ期の作品を思い出すドット絵も印象的な、完成度の高い作品となっている。

ディスクリーチャーズ
 

 
今回、そんな本作『ディスクリーチャーズ』の新作が計画中であるとのことが、ピコリンネソフトのブログにて発表された。

ディスクリーチャーズ
ピコリンネソフト 公式ブログ

現在公開されているのは、新しいクリーチャー4体の画像となっている。サット氏によると「グラフィックは前作のGB風のグラフィックから大幅に変更されます。今作はクリーチャーたちの生き生きとした姿を描いていきたいと思います。」とのことだ。ゲーム自体はまだ形にはなっていないとのことなので、今後の展開をゆっくりと待ちたい。

現在公開中の『ディスクリーチャーズ』の物語の舞台は、人間とクリーチャーという生き物が共存する世界。

野生のクリーチャーをディスクにして、そのディスクを読み込んでクリーチャーを誕生させるアイテム、それがディバイルである。ディバイルを使う人々はディスカーと呼ばれる。主人公は、新たなディスカーとして冒険を繰り広げていく。
 
ディスクリーチャーズ

クリーチャーはそれぞれ固有のスキル(最初の1ターンだけ攻撃力が上がったり、カウンターを仕掛けたりなど)を持っている。最初からクリーチャーが持っている特性であり、この「スキル」と「そうび」を上手く組み合わせれば強力な武器となるだろう。

また、作中では思わず微笑んでしまうようなシーンだけでなく、リアルな描写や少し怖くなるような演出もある。育成、バトル、収集を楽しみながら、生き生きとした世界でディスカーライフを満喫してほしい。

ディスクリーチャーズ
 
ディスクリーチャーズ

『ディスクリーチャーズ』のレビュー記事、および作品情報は下記のとおりだ。

紹介記事:
育成やりこみ系フリゲRPG『ディスクリーチャーズ』に感じた「90年代への熱き想い」

[基本情報]
タイトル:ディスクリーチャーズ
制作者:ピコリンネソフト(PICORINNE SOFT) 制作者サイトはこちら
クリア時間:20時間程度
対応OS:Windows Vista / 7 / 8 / 10
価格:無料

ダウンロードはこちらから
http://www.freem.ne.jp/win/game/12982

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『Mother』『ゆめにっき』的世界観のインディゲーム『OMORI』 新トレーラーが年末公開予定

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『OMORI』はイラストレーターのOMOCAT氏を中心に制作されているインディゲーム。2014年にクラウドファンディングプラットフォーム「kickstarter」にて約20万ドル(約2,200万円)の支援を獲得し、日本でも本作の醸す『ゆめにっき』や『MOTHER』的な世界観が話題となっていた作品だ。

本作は長らく開発中であったが、本日12月1日、kickstarterのページにて今年に加入した新チームメンバーの紹介、および年末に新トレイラーが公開されることが明らかになった。


 
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『OMORI』kickstarterページ
 
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今回、更新が行われたkickstarterのページでは、下記のような制作中のアートワークなどが掲載されている。当時、大きな話題となり、いまも完成が待ち望まれている作品だけに、今後の詳細を楽しみに待ちたいところだ。
 
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『OMORI』kickstarterページ

『四月馬鹿達の宴』制作者の新作『フシギセブン』体験版が公開

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『四月馬鹿達の宴』や『さいはてホスピタル』などのフリーゲームを制作してきた西高科学部。現在、新作『フシギセブン』を開発中である同サークルだが、本作の体験版が12月4日に公開された。

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西高科学部の前作である『四月馬鹿達の宴』は、童話のような不思議な世界観と、独特な戦闘システムが特徴。ファンタジックな世界で旅を楽しむ雰囲気から、次第に大きな展開を見せる物語は、多くのプレイヤーの印象に残ったと思われる。

新作となる『フシギセブン』は、待ち望んでいたプレイヤーも多いのではないだろうか。今回体験版が公開となったことで、まずはその世界観を楽しむことが出来そうだ。今後の開発状況も楽しみにしたい。

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『魔神少女』シリーズ外伝『ブレイブダンジョン』 ニンテンドー3DSで配信

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アクションゲーム『魔神少女』シリーズなどを手がけるインディゲーム制作サークルINSIDE SYSETMは、11月30日に新作となるダンジョン探索RPG『ブレイブダンジョン』を公開した。本作はニンテンドー3DSでの配信となり、価格は500円となっている。

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『ブレイブダンジョン』任天堂公式ページ

本作は、トレジャーハンター「アル」を主人公に、3人のパーティでダンジョンに潜り、攻略していく形式となっている。ダンジョンの奥にはボスが待ち構えており、ボスを倒すことでさらなる深部へと進むことができる。プレイヤーの拠点である「ニューポート」で仲間を集め、準備を整えてから探索を進めるのが基本的な流れになる。

戦闘で得たトレースでキャラクターの能力などを自由に強化しつつ、ダンジョン内で「素材」を集めることで、特殊な効果をもつアクセサリなど作り出すこともできる。ダンジョンは最終目標となる「ゴッズヒル」など全部で5つ存在し、どこからでも自由に攻略することができる。難易度はダンジョンごとに異なるので、探索の順番を見極めることも重要となってくるとのこと。

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ニンテンドー3DSで遊べるインディゲームが増えてきた昨今、本作『ブレイブダンジョン』を含め、作品をプレイしてみてはいかがだろうか。

INSIDE SYSETM 公式ページ


ボイス付き中編フリーゲームRPG『ラルスと白夜城のお姫様』公開

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フリーゲームダウンロードサイト「ふりーむ!」にて、キャラクターボイス付きの中編フリーゲーム『ラルスと白夜城のお姫様』が公開された。本作は、これまでに『ルイと街の時計塔』『コメット☆キャンディ』などの短編・中編フリゲRPGを制作しているおばけ氏の新作となる。

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『ラルスと白夜城のお姫様』ダウンロードページ

少年ラルスが住む港町には、100年間眠り続ける“白夜城”があった。

ある夜、開かずの城であった白夜城の扉が開き、
ラルスは城内の探検を始める。
(ふりーむ!ページより引用)

 
本作の特徴のひとつは、メインキャラクターを中心として、キャラにボイスが付いている点。イベントシーンや戦闘シーンなどでキャラクターの声が付き、ゲームを彩る演出の一つとなっている。また、それだけではなくキャラクターの立ち絵イラスト、ゲームシステムや物語も丁寧に練られている作品となっている。

物語としては、港町にすむ少年「ラルス」の夏休みから始まる。友達が旅行に行く中、ひとり港町に残っていたラルスだが、ある夜の日、街の近くにある開かずの城「白夜城」の扉が開いていることに気づく。城の探索を行うラルスは、上層階で不思議な女の子「ルーナ」と出会う。ルーナは、この城の100年前の王女のようで……?

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本作の戦闘システムは、行動によって貯まる「TP」を上手く使用してスキルを放つなど、プレイヤーの戦術が求められる。TPを純粋に貯めて大技を放つほか、たとえばパーティのうち防御面に不安のあるキャラがいる場合に、他の前衛タイプのキャラで「挑発」を行い、攻撃を受ける対象を1人に集中させるなどといった立ち回りが必要になってくるのだ。なおTPは戦闘中の行動によって上昇するので、通常戦闘では気軽にスキルを放って敵を倒すこともできる。

なお、キャラクターにはそれぞれ固有の能力値補正や特殊能力などのパッシブスキルも存在するため、どういった役回りをさせるかといった判断も重要となってくる。

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ラルスたちが白夜城の探索を進めるごとに、仲間も増えていく。そのうちに100年前になにが起こったのかという物語の背景も、少しづつ垣間見えていくようになるようだ。中編RPGを楽しみたい人は、プレイしてみてはいかがだろうか。

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[作品情報]
タイトル 『ラルスと白夜城のお姫様』
制作者 おばけ氏(制作者様サイトはこちら)
対応OS Windows
プレイ時間 6時間程度(エクストラダンジョンは+5時間程度)
価格 無料

ダウンロードはこちらから
http://www.freem.ne.jp/win/game/13461

ダークファンタジーRPG『Severed』3DSで配信開始 指を動かすだけで楽しいタッチアクションを楽しめる

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12月28日、ゲームローカライズなどを手がけるフライハイワークスは、カナダのインディーデベロッパーDrinkbox Studiosが開発したアクションRPG『Severed(セヴァード)』のニンテンドー3DS版をリリースした。配信価格は1,500円(税込)となる。

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フライハイワークス『Severed』情報ページ

本作は、先日発表されたThe Game Awards 2016の「Best Mobile/Handheld Game」にもノミネーされている。ダークファンタジーのような設定や独特な成長要素など、沢山の魅力を持ち合わせた今作だが、「指を動かすだけでも楽しい」ことが特徴だ。画面をなぞってザクザク敵を斬り刻み、撃退していく斬撃アクションの快感は格別なものがある。

Severed
 
Severed
 
何者かによって家族をさらわれ、自身も左腕を斬り落とされてしまった女戦士のサーシャ。本作のストーリーは、そんな彼女が家族を取り戻す為、魔物が徘徊する奇怪な世界へと旅立つというものだ。敵の行動を読み取って対象を切り替える、戦略的かつ、スピーディな立ち回りや、敵の四肢を奪い取ってスキルを習得するというダークで生々しい成長要素も印象深い。

Severed
 
Severed
 
本作は既にPS VitaやiOSなどでもリリースされている。もぐらゲームスでも先日レビューも行ったので、合わせてお読みいただきたい。

[基本情報]
タイトル: 『Severed(セヴァード)』
制作者: Drinkbox Studios
クリア時間: 5時間~7時間
対応OS: PlayStation Vita , iOS , WiiU(※海外のみ) , ニンテンドー3DS
価格: ¥840(iOS)/¥1620(Vita)/ ¥1500円(3DS)

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「魔法使い」と呼ばれる人々は、ファンタジー世界を題材にした創作物における花形のひとりだ。魔法という人智を越えた力を操る存在に憧れを抱き、もしも魔法を使えたならと自分だけの魔法を夢想してみたり、小説に出てくる魔法を暗唱してみた経験のある人もいるだろう。

それを具現化したようなゲーム作品が『魔法の女子高生』である。

『魔法の女子高生』は、ランダムに作成された迷路の中をさまよい、襲い掛かるモンスターを撃退したり、有益だったり無益だったりするアイテムを拾いつつ出口を目指して進む、ローグライクゲームと呼ばれるタイプのRPGだ。

本作は、これまでに『TAKKOMAN』『幻走スカイドリフト』など東方project二次創作作品や、カードゲーム『HEART of CROWN』のPC版などを手掛けてきた同人サークルilluCalab.のオリジナル作品となる。Windowsダウンロード版がSteamにて11月23日より配信中。また、iOS版の配信が2017年1月に予定されている。

実践・魔法を創るRPG

本作は「魔法を創るRPG」と銘打たれているとおり、自分で魔法を創り出すことができるのが最大の特徴となっている。実際に魔法を創るプロセスを見ていこう。

魔法は「魔石」というアイテムの中に封じられているが、その中でも無色で名前が無い「無銘の魔石」というアイテムが存在しており、魔法を作成するためにはこの「無銘の魔石」を入手する必要がある。「無銘の魔石」をアイテムとして使うことで名前を入力する画面に移り、ここで好きな名前を付けてあげれば魔法が完成する。

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名付けた魔法がどのような効果になるのかについては、使われた単語に応じた一定の規則性が存在する。例えば「ファイア」や「フレイム」など炎を表す言葉が入れば(火)属性の魔法となり、「メガ」などの大きさを表す言葉が含まれれば威力が上がり、「ダブル」が付けば「多段攻撃」の特性を得る、という具合だ。

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今回は、上記の画像のように「モグラゲームス」と名づけた魔法を作ってみた。「モグラ」が反応したのだろうか、(土)属性の魔法が出来上がった。

また、ゲームが進むと「魔女の集落」という拠点に立ち寄ることができる。
「魔女の集落」では不要な魔法を下取りに出して「無銘の魔石」と交換してもらうことや、ふたつの魔法をひとつに合成して威力を高める・特性を組み合わせるといったことが行えるようになる。

身近な単語で魔法を創ってみてどのような効果になるのかを楽しむもよし、単語の法則性を探って狙い通りの魔法を編み出すべく試行錯誤を繰り広げるもよし、ひたすら合成につぎ込んで最強の魔法を目指すもよしだ。

「じゃあ、MPはマジックポイント?」

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いいえ、マホウポイントよ。 (そんなバカな)
 
という作中のやりとりにもあるように、本作ではMP(マホウポイント)とHP(ヘッチャラポイント)というふたつのパラメータが存在している。

画面左下のバーと数値で表されているMPは、その名の通り魔法を使うために必要なほか、マモノからの攻撃を受けても減り、ゼロになると力尽きて倒れてしまう。画面左上に牛乳瓶で示されたHPが残っている間は、歩いている間にMPが回復していくが、HPが無くなった場合は逆に歩くごとにMPが減少していってしまう。

『不思議のダンジョン』シリーズなど他のローグライクゲームに慣れているプレイヤーならば、MPは体力、HPは満腹度と置き換えると把握しやすいだろう。

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MPは様々なおやつ、HPは牛乳のアイテムで回復することができる。
…彼女はお菓子ばっかり食べていて大丈夫なのだろうか。
アイテムの説明文も凝っているものが多いので、一度は目を通しておくとより楽しめる。

一癖あるのがMPは魔法を使用しても敵から攻撃を受けても減ってしまうという点だ。
敵に近寄られてしまうと、敵を倒すためにMPを消費して魔法を使い、敵からの攻撃で更にMPを減らされ、最後にはMP切れで目の前の敵を倒せなくなるという悪循環に陥りやすい。

「凍結」や「スタン」などの付与効果で敵の動きを止めたり、自身を「加速」させて敵との距離を引き離したり、範囲が「遠距離」の魔法で壁越しにダメージを与えて弱らせておくなど、知りうる限りの魔法の効果を生かしてクレバーに立ち回ろう。

ゆるくて、ちょっぴり甘酸っぱいローグライク

本作は「一度倒されたら最初から」というローグライクゲームの原則に反して、デスペナルティが非常に軽くできている。

道中で倒れてもマモノを倒して得た経験値やレベルはそのまま、魔法を忘れるということもなく、アイテムについても消耗品と所持金の一部こそ失われるが、装備アイテムについては途中で入手できるイベントアイテムで保持することができるようになる。
更に「魔女の集落」から4階層単位で自分が進んだ階層までスキップすることが可能となっており、根気よく進めていけば必ずクリアできる程度の難しさに収まっている。

一発勝負の醍醐味を求める歴戦の猛者には物足りなさが残るかもしれないが、ローグライクゲームってなんだか難しそう、と思っている人には安心して推薦できる作品といえるだろう。

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加えて、勉強に部活に悩み多き乙女・月見里(やまなし)あかりの青春模様にも注目してみたい。

補修の帰りに妙な恰好の女性を助けた彼女は、その”お礼”として魔女の世界に誘われてしまう。
見慣れた通学路のように見えるそれは、魔物が襲いかかり、魔法が使える不思議な世界。
摩訶不思議な通学路は一体なんなのか?元の世界に戻ることはかなうのか?そして彼女が通学路の正体に気付いた時、彼女は何を為そうとするのか?
ぜひ彼女を導き、その行く末を見届けてあげてほしい。

[基本情報]
タイトル: 魔法の女子高生
制作者: illuCalab.
クリア時間: 10時間~
対応OS: Windows , iOS
価格: ¥1000

ダウンロードはこちらから

オインクゲームズ、スマホゲーム『伝説の旅団』をアップデート 新物語や新要素など

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ボードゲーム界で有名なオインクゲームズが2015年にリリースしたスマホゲーム『伝説の旅団』。

本作は、AppStore Best of 2015への選出や、インディゲームイベント「BitSummit2015」でのビジュアル・デザイン最優秀賞にもノミネートされた作品となっている。もぐらゲームスでも以前にレビューを行った。

そんな本作のアップデートが12月26日に実施されたので、紹介したい。

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オインクゲームス公式サイト

公式サイトによると、今回のアップデート内容には下記の8つが存在するとのこと。各項目の詳細は公式サイトにて記載されている。

1.ストーリーの追加
これまで謎となっていた『伝説の旅団』の世界観を明らかにするストーリーが追加された。プレイを進めていくと「語り部」や、各戦士の会話が繰り広げられ、旅団の物語が進展していくとのこと。

2.新たなヒロイン
新たなヒロイン戦士「クラビノ」が仲間に。ストーリーの鍵を握る戦士のようだが、その多くは謎に包まれているようだ。

3.新たなアーガス(敵)
詳細不明の敵が新規追加される。公式サイトによると、ストーリー上避けて通れない敵のようだ。

4.新たなエリア
新エリア「禁忌の大穴」が追加。歴戦の旅団にも厳しい戦いが強いられるとのこと。

5.新たな仲間
巨大な体と盾を持つ戦士「マムート」が追加

6.新たなBGM
20曲以上の新曲が追加されているとのこと

7.その他の調整
ゲームバランス調整やバグ修正などが行われている

8.年末年始キャンペーン
来年2017年が「酉年」であることにちなんで、2016年12月28日〜2017年1月10日の間、飛行タイプの戦士が強化される。

『伝説の旅団』のゲーム内容とは

ここからは、まだ本作を遊んだことのない人のために、このゲームの概要を紹介したい。

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本作の舞台は、太陽が昇らない世界。主人公のサフォは、妹を取り返すために旅に出ることになったようだ。サフォひとりの旅だったが、鎧に身を包むチェルボや空を飛ぶアグロなどが同行、その後も徐々に仲間を増やしていきながら町から町へと旅をし、妹が捕らえられているアーガスの塔を目指す物語だ。

ゲームシステム上のユニークな点は、まず「一度出発したら、次の町にたどり着くまで回復手段がない」という点だ。

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松明を立てながら町から町へと旅をする

道中はアーガスという名の怪物が襲ってくる。プレイヤーは手持ちのユニットから3体を選んで戦いに挑むことになる。次の町へたどり着くには規定の回数バトルを行う必要があるのだが、一度町を出たら基本的に回復・蘇生ができない。途中でユニットがやられてしまっても残ったメンバーでなんとか突破する必要があるのだ。逆に、次の町にたどり着いた際にひとりでも生き残ってさえいれば戦闘不能になったユニットも含め、完全回復することができる。

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使えるユニットの数もそれほど多くない。HPには限りがある。「限られたリソースをいかに活用して、いかにして次の町へ辿り着くのか?」を考える必要がある。基本的には「各バトルのダメージをいかに最小限に抑えるか」を工夫することになるのだが、そのための戦略が非常に悩ましく、非常に秀逸だ。

例えば、鎧に身を包む「チェルボ」は体力が非常に高い盾役のユニットだが、体力は有限だ。長い道中、ずっとひとりで攻撃を受け止め続けるのは限界がある。そのため、いつチェルボを休ませるか? 休ませている間、誰に盾役を任せるか? といったジレンマが生まれているのだ。

まだ本作をプレイしていない方は、今回のアップデートを機に、遊んでみてはいかがだろうか。

[基本情報]
タイトル『伝説の旅団』
制作者 オインクゲームズ
クリア時間 アップデートで随時ステージが追加
対応OS iOS
価格 無料(ゲーム内課金あり)

ダウンロード

フリーゲームRPG『ラハと百年魔法石』 シリーズ三部作の完結編が公開

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1月9日、連作フリーゲームRPGの完結編となる『ラハと百年魔法石〜the endstory〜』が公開された。現在、Windows・Mac向けとなるダウンロード版、及びブラウザ版が作者サイトで公開中となっている。

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『ラハと百年魔法石〜the endstory〜』公式サイト

公式サイトによると、完結編となる本作は1作目より登場していた魔法士「サリィ」を中心とした物語が展開され、プレイ時間7~9時間程が想定されているようだ。

本シリーズとしては、1作目の『ラハと魔法の園〜the graystory〜』、2作目の『ラハと理の魔法生〜the 2ndstory〜』が公開されている。今回は、シリーズを未プレイの方向けに、第一作目のあらすじを紹介しよう。
 
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光の魔法学院「ルクシエメール」の門の前に倒れていた少年「ラハ」は、自分のことも世界のことも、全ての記憶を失っていた。学院長に拾われ、学院での生活をおくることになるラハ。そこで、落ちこぼれの魔法生である「チャタ」や、天才と呼ばれる魔法使いの少女「サリィ」と出会う。ラハは、魔法生の試験や、そしてさまざまな問題に巻き込まれていくことになるが……。
 
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ゲームシステムとしては、ゲーム開始時に幅の広い難易度を選択できる設定や、魔法生試験中の行動や戦闘結果などに点数が付けられる「魔法生評価」システムなどが特徴。バトルシステムとしてはオーソドックスなものでありつつ、攻撃手段が「魔法」のみという点がポイント。そのため、MPなどのリソースには注意を払わなければならない。

難易度設定によっては、物語を楽しむことに特化した易しい難易度とすることも可能なので、RPGが苦手な人にも物語を楽しめるような作品となっている。完結編の公開を機会に、前2作も含めて遊んでみてはいかがだろうか。

『Deemo』のRayarkによる新作スマホRPG『Sdorica』 公式Twitterが開設

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1月19日、スマートフォン向けの音楽ゲーム『Deemo』や『VOEZ』などの開発を行う台湾のインディーディベロッパーRayarkは、新作となるRPG『Sdorica』の公式Twitterを開設した。

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現時点では詳細なゲームシステムやリリース日などは明らかとなっていないが、今後は公式Twitterなどを通して開発情報を発信していくとのこと。1月20日から24日の期間中に開催される台北ゲームショウ(TPGS)に本作が試遊出展されるとのことで、今後の情報にも期待したい。

『Deemo』

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ここからは、Rayarkの過去作を一部紹介しよう。『Deemo』は、音楽ゲームとしてのゲーム性のみならず、端々から漂う頽廃的な世界観、そして自身のプレイスコアをtwitter/Facebookに発信した際に、登場人物のものと思われる意味深な台詞が表示されるという、外部SNS連携にまで及ぶ「語り」を含めた作品全体の世界観を巧みに演出した作品となっている。

タッチパネルの操作で直感的に演奏できる操作性や、ピアノを基調とした様々なトーンの楽曲群などは印象に残っているプレイヤーも多いことだろう。2016年6月からPS Vita版、サウンドトラック、キャラクターグッズと商品を展開し、木爾チレン氏によるノベライズ版も発売されるなどの勢いを見せていた。PS Vita版『Deemo ―ラスト・リサイタル―』にてアフターストーリー(エピローグ)が提示されたことで、物語は一旦の幕を下ろしている。

『Deemo』iOS版:

Android版:
Get it on Google Play

『VOEZ』

 
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『VOEZ』は、Rayarkのスマホ向けの最新作リズムゲーム。現在iOS、Androidでプレイ可能な本作は、「音ゲー」の快感をどう引き出すかに特化されたデザインとなっている。

『VOEZ』で描かれるのは、少年少女の元気いっぱいな青春模様のストーリー。それを表現するかのような「レーンを動かす」という躍動感あるシステムが特徴だ。レーンが、画面が、右に左に激しく動く。画面タッチ音ゲーの遊び方の基礎ルールを、画面のエフェクトそのものに置き換えている。

本作の特徴である、レーンを動かしている感覚をすぐ味わいたい、という場合は収録楽曲のうち「Aquarius」「Hop Step Adventure☆」「Supamax」がおすすめ。『VOEZ』ならではの「動く難しさ」を味わいたい人は「dynamo」「Tougenkyou」「Eastern Horoscope」に挑戦してはいかがだろうか。

また「現実時間とリンクした物語」も特徴だ。公式サイトには登場キャラのプロフィールが掲載されているほか、「日記」という項目があり、現実の日時とゲーム内の日時が、リアルタイムでリンクした物語を楽しめる。

キャラクターたちのリアルタイムの成長を描く予定とのことで、現在は高校生、2年後にはキャラクターたちも2歳年をとって大学生になるとのこと。Rayarkの前作『Deemo』プレイヤーなら「音ゲーで物語を表現したい」というこだわりは納得なはず。日記は後からでも読めるので、途中から追いつくのは可能となっている。

iOS版

Android版

Android app on Google Play

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音で動く画面がめっちゃ気持ちいいスマホ音楽ゲーム『VOEZ』 リアルタイム進行青春物語がすごいぞ!

『Stardew Valley』開発元が日本語版ローカライズ状況に言及

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インディーゲームディベロッパー「ConcernedApe」は、開発を手がける農場生活RPG『Stardew Valley』の日本語版を含むローカライズ状況について言及し、「必要な作業はほとんど完了した」と発表した。

ConcernedApeが『Stardew Valley』の公式サイトにて公開した記事によると、現在はパブリッシャーのPlayismとともに本作をスペイン語、ブラジル語、ポルトガル語、ドイツ語、ロシア語、日本語、簡体字中国語に翻訳している。

2016年9月に行われた発表では、配信時期は2016年内にPC版リリースを予定としていたが、ローカライズされたバージョンのチェック後、より多くの作業が必要であることが明らかになったとのこと。現時点では「ローカライズに必要な作業はほとんど完了した」としている。

また、本作のパブリッシングを手がけるChucklefishが現在ローカライズバージョンのテストを行っており、2017年2月の初期にゲーム配信プラットフォーム「Steam」でオープンβテストを行う予定。ローカライズ作業自体は進行しているとのことで、今後の進展を待ちたいところだ。

『Stardew Valley』ゲーム内容

『Stardew Valley』は、『牧場物語』などに影響を受けた牧場生活RPGとなっており、現在はSteamにて英語版が配信されている。
 
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本作は田舎の生活を楽しむRPG・シミュレーションゲームとなっており、都会の会社生活に嫌気が差した主人公が、田舎町の新しい住人としての生活を始めるところからスタートする。住人には畑が割り振られており、作物を育てることができる。そのほかにも町の住人との交友や結婚など、様々な関係を育むことができる内容となっている。

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ローグライク・アクションRPG『Xenon Valkyrie』 美しいドット絵とチップチューン音楽が光る新作

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2月4日、独立系ゲームディベロッパーのDiabolical Mindは、ローグライク・アクションRPG『Xenon Valkyrie』の配信を開始した。現在、ゲーム配信プラットフォーム「Steam」にて配信されており、対応言語は英語、価格は980円(2月11日まで882円で販売)。

『Xenon Valkyrie』Steamページ

本作は、2016年2月にSteam Greenlightに登録されていたゲーム。プレイヤーは未来世界で戦う「ヴァルキリー」と呼ばれるキャラクターを操作し、月の中心部深くへと潜り、邪悪な魔女の計画を打ち砕くことが目的となっている。

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ゲームシステムとしては、ローグライクの要素を含んだアクションRPGとなっている。プレイごとに自動生成されるステージで武器を集め、敵を倒しつつ進んでいくことが基本的な進行となる。それぞれ特徴の分かれたプレイアブルなキャラが3人存在し、戦いの中でレベルアップすることによって、パラメータの割り当てなどを行うことができる。探索するステージには物語の書かれた石碑や、アイテムの購入が可能なショップも存在する。

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マルチエンディングや隠し要素といったやりこめる内容が用意されているほか、本作が影響を受けた要素として、迷宮探索アクション『Spelunky』の名前が挙げられており、”hard and Permadeath”といったゲーム説明もあることから、歯ごたえのある作品であることが伺える。

ほかにも、なめらかに動くドット絵のグラフィックやチップチューンのサウンドといった要素も印象的なものとなっている。気になった方は遊んでみてはいかがだろうか。

[基本情報]
タイトル: Xenon Valkyrie
制作者: Diabolical Mind
対応OS: Windows
価格: 980円(2月11日まで882円で販売)

『Terraria』開発元が配信する新作『Pixel Privateers』ちびキャラ部隊を率いる戦術アクションRPGが近日発売

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2月8日、サンドボックスタイプのインディーゲーム『Terraria』の開発元であるRe-Logicがパブリッシングを担当し、『Pixel Piracy』を制作したQuadro Deltaが開発を行う作品『Pixel Privateers』の発売日が2月21日に決定された。

本作はゲーム配信プラットフォーム「Steam」にて配信予定であり、価格は約1,680円(14.99ドル)となっている。

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『Pixel Privateers』Steamページ

このゲームは広大な宇宙を舞台に、ワームホールを使って傭兵を探索に送り込み、宇宙に存在するテクノロジーを集めることが目的だ。ゲームシステムとしては、ちびキャラの傭兵部隊を率いて戦う戦術アクションRPGとなっている。

敵対勢力やエイリアンとの交戦では、傭兵部隊の一人ひとりを操作するほか、部隊を一つの個として扱い全員を動かす操作も可能となっているようだ。また、マルチプレイヤーにも対応しているとのこと。

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戦闘要素のほかにも、自分の宇宙船の構築、そしてエイリアンのアーティファクトなどを集めることでスキルや能力を手に入れることもできるシステムも存在。乗務員を訓練することも重要な要素の一つとなるようだ。また本作の舞台である宇宙には様々な勢力や歴史が存在し、それらに対するプレイヤーの行動によってゲームが変化する自由度もあるとされている。

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現在プレイムービーも公開されており、小さな敵から巨大な生物との対峙などのシーンがあり、さまざまな戦いが楽しめそうだ。今回配信日も決定されたことで、リリースの日を待ちたいところだ。

[基本情報]
タイトル: Pixel Privateers
制作者: Quadro Delta
対応OS: Windows
価格: 14.99ドル
ダウンロード:

『Stardew Valley』日本語を含むローカライズ版のβ配信が開始

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インディーゲームディベロッパー「ConcernedApe」は、2月8日、開発を手がける農場生活RPG『Stardew Valley』の日本語版を含むローカライズ版のβテストを開始を発表した。現在、ドイツ語、スペイン語、ブラジルポルトガル語、ロシア語、日本語、簡体字中国語へ翻訳された本作を遊ぶことができる。

ConcernedApeが『Stardew Valley』の公式サイトにて公開した記事によると、現在公開されているβ版には下記の内容が含まれているとのこと。

・ドイツ語、スペイン語、ブラジルポルトガル語、ロシア語、日本語、簡体字中国語への翻訳
・動物の幸福度に関連するバグの修正
・タイトルへ戻るためのボタンの復活
・ゲームパッドを使ったプレイ時の改善

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本作を既に購入しているユーザーであれば、すぐにβ版をプレイすることができる。プレイ方法も記事にて記載されており、Steamライブラリから、 ‘Stardew Valley’を右クリックし、’Properties’を選択。次に[BETAS]タブを選択し、表示されたドロップダウンメニューから「beta – Help test new updates before they live!」を選択。

なお、β版に移行する前に、現在のセーブデータのバックアップを取ることを推奨されている。こちらのセーブファイルに関する記述なども参考に、バックアップを行っておこう。

開発元はβ版のフィードバックも求めており、β版をプレイした際のコメントなどはこちらのフォーラムなどで報告が可能となっている。

2016年9月に行われた発表では、ローカライズ版は2016年内にPC版へのリリースを予定としていたが、ローカライズされたバージョンのチェック後、より多くの作業が必要であることが明らかになっていた。その時点では2017年2月の初期にβテストを行う予定となっていたが、今回のテスト実施を鑑みると、ローカライズは順調に進んでいると見受けられる。今後の進展も楽しみにしたいところだ。

『Stardew Valley』ゲーム内容

『Stardew Valley』は、『牧場物語』などに影響を受けた牧場生活RPG。現在はSteamにて英語バージョンが配信中となっている。
 
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ゲーム内容としては田舎の生活を楽しむRPG/シミュレーションゲームとなっており、都会の会社生活に嫌気が差した主人公が、田舎町の新しい住人としての生活を始めるところからゲームは開始。住人には畑が割り振られており、作物を育てることが可能。そのほか町の住人との交友や結婚など、様々な関係を育むことができる内容となっている。

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悪夢のような線画世界で戦うアクションRPG『LUCAH』戦術性の高さが伺えるデモ版をレビュー

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今回は、線画的に描かれた悪夢のような世界が舞台となるアクションRPG『LUCAH』を紹介しよう。本作はゲーム開発者のcolin horganとnicolo telescaによって、海外のゲーム配信プラットフォーム「itch.io」に1月7日に公開されたUnity製の作品だ。

『LUCAH』ダウンロードページ

シビアな戦闘バランスや、戦いにあたってのプレイヤーの立ち回りの重要性など、国産のARPG『ダークソウル』を少し思わせる歯ごたえある内容となっている。現状の対応言語は英語のみだが、直感的にプレイ可能な操作感やチュートリアルの挿入もあるため、英語が苦手でも遊ぶことができるだろう。

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『LUCAH』で探索する世界はエリアごとに区切られており、敵を殲滅することで次のエリアに進むことができる。序盤はエリアひとつごとにゲーム要素の説明が挿入され、エリアを進んでいくうちにプレイ方法を覚えることができるチュートリアルのような内容も含まれている。

主人公の基本的な行動としては、主に弱攻撃と強攻撃が存在する。弱攻撃は出が早いが、範囲が狭く、タイミングを見計らわないと敵の反撃を食らってしまう。強攻撃は隙が大きいが、範囲が広く、敵にヒットさせることで攻撃を中断させることもできる。

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戦闘時の立ち回り方がとても重要

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気を抜くとすぐにやられてしまう
 
自分が敵の攻撃を受けた際はノックバックしてひるんでしまい、状況によっては連続攻撃を受けて一瞬で倒されてしまう。とにかく敵の攻撃パターンや距離感を意識し、自分が攻撃を食らわないための立ち回りが重要となっているのだ。

また、本作では「マントラ」と呼ばれる要素を組み合わせることで攻撃の特徴を変更することができる。メインとなるマントラは2種類装着することができ、それぞれメインスロットのほかに2つのサブスロットが存在している。サブスロットにさまざまなマントラを組み合わせて装着することで、攻撃範囲や効果をチューニングすることができる。

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はじめから持っているマントラ「LUNA」。威力がそこそこあり、近接戦闘に向いている
 
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序盤で手に入るマントラ「AERO」を装着することで、威力は低いが遠距離攻撃が可能になる
 
装着したマントラは戦闘時にも切り替えられるので、状況に応じて近距離・遠距離のマントラを選択して戦おう。ほかにも、プレイヤーから独立している「使い魔」を使用した遠隔攻撃など、様々な手段を組み合わせて攻略を行っていく。

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このゲームの特徴としては、状況がどうにも立ち行かなくなった時に行える「リセット」も挙げられる。リセットを行うことで、主人公がエリアに入った時点の状況まで巻き戻しを行うことができる。一瞬の油断がピンチに陥るゲームバランスとなっているので、危険を感じたらリセットを行おう。リセットには回数制限がついているため乱発は出来ないが、常に使用回数をキープすることである程度の安心ができるはずだ。

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エリアは一度進むと闇のようなものに包まれてしまい、戻ることができなくなる場面もある。

マップに存在するレストポイントでは、体力やリセットの回数などを回復することができる。敵に倒されてしまったときの復活ポイントにもなるので、有効に活用しよう。

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ボスのような敵との戦いも
  
本作のリリースは2017年中とのこと。現在はデモ版となっているが、基本的な操作感などは洗練されつつあるように感じられ、夢のように抽象的なストーリーの体験や、大型のボス敵のような存在とも戦うことができる。操作自体も複雑すぎないものとなっているため、立ち回りを重視したシビアなバランスのアクションRPGが好きなプレイヤーは一度遊んでみてはどうだろうか。

[基本情報]
タイトル: LUCAH
制作者: colin horgan/nicolo telesca
対応OS: Windows/mac/linux
価格: 無料(デモ版)
ダウンロード:
https://melessthanthree.itch.io/lucah

『Pixel Princess Blitz』約1200万円の支援金額でKickstarter完遂 可愛らしいドット絵のローグライク・アクションRPG

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2月9日、韓国及び日本人によるインディーゲーム作品『Pixel Princess Blitz』のkickstarterプロジェクトが完了された。支援金額の総額は約1200万円(102,418ユーロ)という結果となっており、元々設定されていた目標金額は77,700ユーロ(約950万円)。

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『Pixel Princess Blitz』は、ハックアンドスラッシュとボードゲームの要素を合わせたゲーム。フィールドで発生するランダムイベントなどでボードゲームの特徴が出ている。また本作はローグライクでありながらストーリーも充実しているようで、メインは主人公の少女クルナが滅亡寸前の王国を救う旅であるが、他のキャラクター達とのロマンスが用意されているとのこと。

タイトルに「Pixel」とある通り、可愛らしいドット絵が特徴的な本作。ドット絵を手がけるのは3人の日本人ピクセルアーティストとなっている(メインキャラクター:シロス氏、敵&NPC:鮫妻丈二氏、敵アニメーション:E79氏)。また本作はSteam Greenlightのページも日本語化されており、ゲームも日本語で楽しめる可能性があることを推測できる。Steam Greenlightのページではゲームの内容をマンガ形式で説明している。

公式サイト:http://pixelprincessblitz.com/

本作の対象プラットフォームはWindows、Mac、Linuxを予定。完成に向けて、今後の展開が楽しみな作品だ。

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